はやぶさ、色々

NASA Team Captures Hayabusa Spacecraft Reentry - YouTube
宇宙作家クラブ ニュース掲示板
はやぶさ帰還ブログ on Twitter: "<6月14日 17時41分(日本時間)発信>日本時間2010年6月14日16時08分、はやぶさカプセルの回収作業を完了しました。なお、現段階でカプセルは破損していない模様です。"
JAXA|2010年6月

イオンエンジン

比推力が高いため、ロケットが加速するときに噴射する推進剤が少なくて済む。
推進剤の射出速度(燃料消費の早さではない)が速いほど比推力は高くなる。
比推力が高くなると、同じ速度を得るために必要な推進剤の量は飛躍的に減る。
あまり大きな力は出せず、そもそも空気中で使えないため、打ち上げには適さないが、
地球の引力を振り切った後に時間をかけて加速(減速)する用途には絶大な力を発揮する。

リアクションホイール

宇宙空間で速度を変化させるには、ロケットエンジンが必要。
同様に、角速度を変化させるのにも、ロケットの燃料を消費する必要がある。
エネルギーは太陽電池で補給できるとしても、推進剤は持ってきた分しか使えないため、
とても貴重であり、できる限り節約したい。
そこで、角速度を変える必要がなく、向きを変えたいだけのときに、
このリアクションホイールが活躍する。
宇宙船全体の角運動量はそのままに、リアクションホイールの中身が回転することで、
リアクションホイールを積んだ宇宙船が、向きを変化させることができる。