車のドアにかかる水圧

今週は局地的な大雨があったため、今朝のニュースで取り上げられていた。
車のドアは、水が75cmの高さになると水圧で男の力でも開かなくなるそうだ。
水が低いうちは大丈夫だが、高くなってくると「急に」開かなくなる。
これは、水圧によってドアにかかる力が、水の高さの2乗に比例するから!
言われてみればその通り当たり前なんだけど、今まで考えたことがなかった。
すぐわかる簡単なことでも、知らないと、経験がないとこれだよ。
しばらく考えたら、もう2乗に比例するという感覚がなじんできた。時間はかからない。
よく「これは直感に反している」なんて言うけど、直感は単なるパターンマッチング。
何も思考せずに経験と照らし合わせているだけだ。
だからこそ、数学や物理の勉強をたくさんして正しい知識を増やすことが重要。
「センスをみがく」なんて言ってカッコつけてる場合じゃない。