残念なランダムドットにならないために

ランダムドットステレオグラム。うっかり作ると右のようになってしまう。
見た目が汚いというのもあるが、描かれている図形が何となくわかってしまうというのが、
ノイズにしか見えないのが売りのランダムドットとしては致命的だ。
基本となるランダムドットを生成したら、後はp[i]=p[i-k]; などとしてコピーしていくが、
ここでi-k が直前と同じ、つまり同じドットを参照している場合が問題だ。
ランダムのはずが、確実に同じドットが続く領域ができてしまう。
これは、前回と同じドットを参照したときに再びランダムな色で補間してやればいい。
意味は、1ドットを引き伸ばす処理をしたときにランダムな色が現れるということ。
ランダムドットは、いくら拡大してもやはりランダムな点だという考え方だ。