久しぶりの観戦、巨人阪神

野球を放送しなくなると、見る習慣がなくなり、放送してても見なくなる。
BSでやってるのに気づいたので、久しぶりに観戦。5回裏から。
阪神スタンリッジが、いいカーブを投げていた。
このカーブが低めによく決まって、引っ掛けて内野ゴロばかり。
これはいいピッチャーだと思ったが、そのカーブがバッターの足先へ落ちてデッドボール。
2アウト1塁だが、ここでバッテリーは異常な警戒を見せる。
やはりカーブを軸にしたピッチングだと、この場面盗塁が気になるのか。
それにしても、ここでガンガンカウントを崩していくのはもったいない。
バッターの坂本も思わせぶりな態度で、積極性に欠けてたようにも見えたから、
ここはピッチャーとしても攻めるところだと思ったのだが。
結局フォアボールとなり、ランナー1,2塁から打球はスタンリッジの足元へ。
やはり打球はうまく飛ばないのだが、このバウンドがセカンドを越えてヒットになる。
これだけいいカーブを持っていてこの仕打ちは、やりきれない。
野球はこういう理不尽さがあるんだよなあ。それも実力なんだろうけど。
さすがに次の小笠原には、まともにヒットを打たれてしまった。
ラミレスは低い変化球をことごとく振っていまいち。
6回から投げた久保は、変化球がへちょってなってる感じだったが、
だんだん調子が出てきて、2回を1失点で切り抜けた。
8回裏、2アウト1塁、ランナーは代走の鈴木。バッターは脇谷。
カウント2-2となったが、ここで阪神バッテリーは、またしても外した!
鈴木は走らなかったので、結果だけ見ればこれはもったいなかった。
フルカウントなので、今度は鈴木も必ずスタートを切る。
脇谷は2塁ベース付近へゴロを打ち、セカンドが捕ってベースを踏むが、間に合わない!
これは鈴木が突っ込んでくるので、ちょっとアウトにできないタイミングだった。
そして次のバッターは阿部。
ついホームランを期待してしまうような状況だが、阿部なら打ちかねないと思っていた。
そしたら本当に打ったよ。それも特大の。
こういう期待された場面で、阿部は今までに何度ホームランを打ってきただろう。
こんなすごいバッターがキャッチャーなんだから、いいよなあ。
結果は、そのまま巨人が勝って首位奪回。
いちおう巨人ファンだけど、弱い巨人なら勝たなくてもいいと思って見ていた。
巨人ファンとは何なのかがよくわからなくなってきた。