NHK杯、羽生・郷田

対局前のインタビューで羽生は「力強い将棋を」。
羽生世代同士の対局は、お互いわかり合ってる感があって、実にいいものだ。
郷田△84歩。羽生は角換わりを選択。腰掛け銀同型になった。
そして▲35歩に△81飛!郷田・渡辺のA級順位戦と同じ形だ。
郷田は、先に桂を食いちぎってから飛車を回るという構想。
羽生は▲44角△55角▲同角△同銀としてから▲73歩成。
△45飛と走ってくる手に対しては▲47桂と受けた!
先手からは▲63とがあり、銀を逃げているような時間はない。
後手は飛車を捕獲するも、どうしても攻めが重い。
それに対し先手は、▲47桂〜▲55桂の働きが素晴らしい。
終盤の攻め合いで、郷田は△69銀という手をひねり出すが、▲34馬が好手。
よくわかんないけど羽生勝ちになった。