NHK杯、羽生・山崎

山崎の一手損角換わり。以下、感想戦。二人ともしゃべりまくりで楽しそうだった。
山崎は、28手目△46馬と寄れる(▲48飛には△47歩▲同金から桂香を拾う)と思っていたが、▲26飛と浮かれてしびれる。
解説森下が言っていた36手目△46飛は、▲47歩△42飛に▲48金と寄って、後手の角を取りに行く!
46手目、△46馬と取りたいが、歩を取ると▲43歩〜▲44歩と叩かれてしまう。▲53桂成がある。
48手目に△22金と引くのは、▲23銀と打ち込まれても、ということで△同竜だったが、これも「攻めが回ってこないので、相当イヤだったですね」。
勝ちに行くなら△同飛だったという56手目。「馬寄り歩(△36馬▲37歩)で打ち切っちゃいました」と山崎。△同飛▲53角成△52歩▲42金△61玉▲62馬△同玉▲41飛△36馬▲37歩。これでどうか。
64手目までの局面。上の変化と比べて「ちょっといいのかなと」。しかし▲62角があった。「しかしまあここで間違えたのは確実なんですけど」羽生が△52歩を指摘するが、先手がやれそうか。