初日の出、意外と早い

初日の出の時刻を見たら、午前7時前だった。けっこうはやい。冬は午後5時前に暗くなるのが普通なのに、日の出は7時を過ぎないって対称的じゃなくておかしい。
まず、小さな要因として、太陽が地平線からちょっとでも顔を出せば日の出だという点がある。これは、太陽の中心が地平線と重なる時刻より1分以上早い。
太陽の視半径は0.27度くらい。360度動くのに24時間とすると、0.25度に1分かかる。実際は、冬の太陽はこれより遅い(例えば北極星はほとんど動かない)し、そもそも斜めに動くので、0.27度の移動には1分より長くかかる。
んで、それより遥かに大きな要因がある。東経140度の場所に住んでいることだ。東経135度から5度もずれている。地球は、地面が東に動くように自転している。日本標準時がピッタリな場所より、20分早く日が昇るのだ。
南中時刻がけっこう早いのは以前から知っていたのだが、日の出は意識していなかった。早起きしないとダメだねえ。言われればすぐわかるだろうけど、日常でそういう思考をしていない。九州の人とか、暗いうちに行動を始めてるんだなあ。夕方の日が長いのは羨ましい(夏はいつまでも暑くて困るね)。