囲碁近況

少し前にTwitterで色々教えてもらい、13路や19路でも打っている。GNU Goに対し、19路9子で何回か打って、慣れれば5割以上勝てそうな感触。以前は何をしたらいいのか全くわからなかったし、もちろん勝てる気もしなかった。
1ヶ月くらい前は、9路・定先で数をこなしていた。勝率は悪いが、しかし確実に2割くらいは勝てる。負けても、大敗することは少ない。考えたいときだけ考えて打つ。次第に、考えなくてもそこそこの手を選べるようになってくる。すると、腰を入れて考えたときの読みの深さがまるで違ってくる。
そして、19路盤を勧めてもらい、まずは13路6子からやってみた。何ヶ月か前に、7子では勝っている。そのときも楽に勝ったし、少しは強くなっているつもりだったので、6子なら自信があった。実際、連勝できた。
13路は、9路までと違って広い。少路盤(小さいor少ない?)では、中央に石を置けば全体を制圧できた。それと同じ感覚で打っていると、隅や辺を取られてボロ負けとなる。13路盤でたくさん打っているうちに、この感覚をある程度矯正することができた。
負けが込んでやる気をなくす、というパターンが多かったので、3連勝くらいしてから置き石を減らすようにした。順調に置き石は減って、今は2子でいい勝負。定先では、明確に力の差があり勝てなかった。
2子まで行ったことに気を良くして、19路に行ってみた。置き石は9子。なんとか勝てた。途中、うっかりして石を取られることが何度もある。これは非常に腹立たしい。怒りを何に向けたらいいのかもわからない。しかし、まだ局面は勝ちだ。そこできちんと5秒でいいから考えて、最悪でない手を選べればまだ勝機はある。13路盤に慣れていたこともあり、9子局のリードを守り切ることができた。
今まで13路以上であまり打たなかったのは、上にも書いたように、ミスしてイライラしてズタボロになるから。まだ十分勝てる局面なのに、気分が最悪になり、打つ手が速くなり、ミスを連発して負ける。序盤から積み上げてきたものを、少しずつ削られ続け「これもう局面も負けなのでは?」と疑心暗鬼になり、不安から1手1秒で打つようになって崩壊する。
これは、13路に慣れることで少しは軽減できた。ミスが少し減って、盤面を広くみることが少し楽しくなり、ミスを収めるのもゲームのうち。ほんの少しずつの変化だが、19路盤で実力をそこそこ発揮できるようになった。
19路9子で打てるようになったのは本当に大きい。よかった。コンピュータに負けて死にたくなるのも、ある程度強くなった証拠だろう。今は、9路定先で何度やっても勝てないという振り戻しが来ている(笑)。