WCSC25 その3 交流

対局が組まれると、それをきっかけに対戦相手と話すことができるので、そのチャンスは逃さないようにしていた。対局しなかったために話さず終わってしまった人もいるが、そんなに時間の余裕があるわけではないし、自分は3日目会場に行かなかったので、仕方ない面もあるのかもしれない。
一方で何か暇な時間ができてしまうこともあるのだが、Sunfishの久保さんが隣だったので楽しく過ごせた(Twitterのアイコンと似た印象の方だと思った)。
あと色々書こうと思っていたけど、正確な言葉とか全然覚えてない。失礼があるかもしれないが、「僕はこんなイメージで記憶している」くらいの「お話」として書いていく。
まったりゆうちゃんの小谷先生。テスト対局ではshogi686が勝ち、一次予選第1局でも優勢に進めることができたが、秒読みに入った次の手で切れ負け。10秒以内に指すべきところ、まったりゆうちゃんは8.5秒で指している(そのときのshogi686は9.6秒)ということで、それはもう少し長く考えてもいいんじゃないかと反論したのだが、結局は秒読みに対して自分の認識が甘かった。これ以降はマージンを大きくして一度も切れ負けせず指すことができたので、感謝している。
山田剛さん。時間切れの原因について教えてもらい、サーバーからshogi686への経路でパケット再送が起きていたということだった。時間切れで負けた直後で気を遣う余裕がなく、トラブル対応の忙しいときに話しかけてしまい申し訳なかった。
クジラちゃん。一次予選第3局で当たり、ニコ生に出させてもらった。気持ちよく話すことができて、えびちゃんはニコ生の天才だと思った。失言王タグとか付いてるけど、全然嫌な感じがなくて、こちらこそ冗談のつもりで変なことを言ってしまったりして申し訳なかった。エスペラードさんには追加学習の話を聞かせてもらった。
Labyrinthusさん。筋違い角のシャツだったので、一発で誰だかわかった。数日前から余裕がなくて参加者の名前とかをチェックしてなかったのでありがたかった。
JPBR-0さん。一次予選第6局で当たり、いい将棋が指せてよかったということで意見が一致。対局が始まったころは「ここで勝てば一次予選突破もあるんじゃないか?」と思い始めていたのだが、手数が進むと「こんなにいい将棋が続くなら勝敗はどうでもいい」と思っていた。
千田五段。JPBR-0との将棋のあと、名刺を頂いた。将棋の内容について話してくださり、早い△42玉(10手目)は損ではないかと尋ねると、本譜の先手の攻めが成立しているかに依るがすぐにはわからないということだった(残念ながら正確には覚えていない)。この将棋が指せただけで出場した甲斐があった、一次予選で敗退してもこれで悔いはないと思い、気持ちが楽になった。
ひまわりチーム。山本さんには方策勾配法について教えてもらった。かなり質問させてもらったつもりだが、実装できるくらいに理解できたかは謎。色々な場面で思ったが、質問するのは難しい。山本さんじゃないお二人とは、将棋(人間の)とアニメの話を。けっこうしゃべらせてもらって、僕は好きなアニメの話になると声が大きくなる人なのでアレだった。おジャ魔女見てたと聞いて嬉しかった。
GA将!!!!!!!!の森岡さん。バスの中や夕食などでお世話になったが、対局で当たることはなく残念だった。ひまわりもそうだけど、強化学習クラスタの人たちは独特の魅力がある(やりたくなってくる)。印象に残っているのは小倉トースト(僕は関東に住んでいるので知らなかった)の話だけど、コンピュータ将棋の話もたくさんできた。
激指チーム。二次予選第1局で当たり、気さくに話してくれた。将棋の内容も、激指の圧勝とはいえつまらない展開にはならず、話しながら楽しく観戦できた。
西海枝さん。話しかけてもらい、shogi686について話した。600局で学習していると言うと、Seleneが3000局とかで学習したときの話が。めっちゃいい人だった。
もっと色々あった気がするけど記憶力の問題でこのくらいにしておきます。運営・参加者の方々にはとても感謝しています。