ここたまと三者三葉

放送中のアニメで、ツートップがここたまと三者三葉
ここたまは、もうおジャ魔女以来というくらいの正統派。さすがにそれは大げさかなあ。一時の感情というのは自覚しにくい。
三者三葉も、(ここたまには子供向けアニメという希少価値があるものの)アニメとしてはここたまと同等以上のものがあると見ているのだが、まだ、自分はその面白さがわかっていない(俺は「未確認で進行形」を2話で一旦切った人間なので自信がない)。
とはいえ、現状でも三者三葉は面白い。見たら面白いだろうと思えるだけの信用があり、1話毎に新しいものを見せてくれるという期待もある。これが両立しているのはすごい。
一方、ここたまは視聴開始にエネルギーが要る。作品を神聖視しているようなところがあるので、1話が重い。緊張する。実際の展開は、深夜アニメと比べれば地味なので、見てる途中も精神の安定性が少しだけ要求される。
1話の重さと言えば「コメットさん☆」を思い出す。こんなのが毎週放送されていいの!?と思わせる力があった。ここたまの1話にそこまでの迫力は感じないが、半年以上続いているのに似たような話がなく、1粒(1話)も取りこぼせない、各話が貴重だという感覚がある。この作品にリアルタイムで出会えて本当に幸せだ。
三者三葉は、この3人が出会えた奇跡に感動する。内容の理解には自信がないが、それだけで楽しめる。それだけのアニメなのかもしれない。この漫画は以前から存在していたとしても、こうしてアニメができているのは現在のアニメ技術の素晴らしさだ。