ここたま

ここたまについてブログ書こうと思ってずっと書けなかったので、書けないなりに何か書く。

難しくて書けない。いい作品だからそれについて書けないのは自然なことではある。最近アニメ感想書いてないからってのもあるかな。一発変換の率がかなり低い。

周辺事情から書いていく。最近は子供向けアニメが減っていて、好きなタイプの作品はみんな深夜に移行してしまった。自分の視界に入るようなアニメでいうと、プリキュアとか妖怪ウォッチとかになるけど、これは合わない。部分的にはけっこう好きなところもあるけど。

他にも非深夜アニメはたくさんあるが、元から守備範囲外。とにかくおジャ魔女枠だったプリキュアが合わないのがつらく、見るアニメがない。ジュエルペット枠(今はリルリルフェアリル)はあるんだけど、マイメロをがっつり見てたのでハッピネスクラスが出てこない限り見る必然性はない。

いや記憶力がウンコなので(2010年以降くらいで)他にもいい子供向けアニメがあったかもしれない。思い出せる限りではキルミンとジュエルペットくらいだ。

で、小学生の女の子が主人公のアニメって少ないんだよね。プリキュアが合わない理由はそこで、ターゲットが小学生だからちょい年上の中学生が主役になってしまう。中学生でも、月影ちありみたいに丸いキャラデザならいいのだが、プリキュアにはスラッとしてきれいなお姉さんしか出てこない。

深夜アニメでさえそう。結局、男性視聴者の多くが好きなのは女子高生だし。数が稼げなきゃ滅びるのはアニメの宿命だ。制作費がかかるから、最初から小さいところは狙えない。まあ、深夜アニメに関してはけっこう好みの作品が多くある。日常やきんモザみたいに等身が低く年齢相応の子供っぽさを描いていれば高校生でも問題ない。

ちなみに、おジャ魔女プリキュアの間に1作品あるからね。

さて、ここたまは小学5年生の女の子(四葉こころ)が主人公だ。2015年10月放送開始で、1,2話を録画保存しチラ見し継続視聴には至らなかった。今さら女児向けアニメで俺が楽しめるようなものが出てくるとは思えなかったし、こころちゃんのキャラデザがそれほど好みじゃなかった。んで、評判がよさそうなので7話くらいからだっけ、また保存を始めた。継続視聴するようになったのは、だいぶあとになってから。節分の話だったかな。

見てみたら、驚くほどの正統派女の子向けアニメだった。玩具もけっこう売れているらしい。まあ普通なんだけど、比べるものが近くにない。こんなに普通なのに、孤高の存在。見始めてから、ずっとトップクラスにいる。外れがほとんどない。面白くなくても世界観だけで楽しめるうえ、めっちゃ面白い話も多い。

これ、主人公が小学5年生で、服もかなり子供っぽい。ターゲットの年齢層はかなり低いのだと思うが、これで売れるのだろうか。プリキュアがあれでめちゃくちゃ売れていて、他の女児向けも中学生ばっかりだった気がしたけど。いや子供向けアニメは本当にパイが小さくなっていて、売れるところに一点集中するしかないと思ってたんだけど。知らんけど。

ここたまの話に戻る。こころちゃんが素晴らしいキャラだった。この作品ではキャラ配置的に、ここたま(神様見習い)が赤ちゃん〜小さい子供くらいの役割を果たすことがあるのだが、そのここたまに対したときのこころちゃんがマジ理想の母親。

育児アニメとして理想的だとすら思った。最近はここたまもけっこう成長してきていて、また別の側面が目立ってきている。ただ、ここたまは本当にかわいい。この見た目で俺がかわいいと感じることになるとは、全く予想できなかった。

いやまあそれ(育児)はわりと一側面でしかないとは思う。しっかり作ってあるからいいアニメになるのだろう。しかし、しっかり作っただけでこうなるとは思えないんだけど。なるのかなあ。技術は進歩しているし、はまればこのくらいは行くのか。

新キャラののぞみちゃんもいいよね。開始半年での新キャラ。少し不安もあったが、杞憂だった。変化しつつも作品のよさがぶれてないのがすごい。ビビット・ピンコ・レンジが、けっこう見た目のタイプが違うのにすぐ溶け込んでいたのもすごい。この作品のヤバさはそんな表面的なところにはないんだよ。

いやわからんけど。EDのパンツは何なんだろう。女の子にもそういうの受けるのかな。受けるからやってるんだろうな。この辺り全然知らない。旧EDはほんとに好きだった。

ここんぽいぽいここったま!とか連続ツイートしたかった。爆発的な面白さはないけど、その世界に憧れて憧れてしょうがない。Aチャンネルみたいに静かなわけでもないし、見慣れていないのでそれを表す言葉(概念)が脳内になかった。ネタ切れ。思いを乗せてぶつけるための言葉が足りない。