ニンテンドー3DSのカメラという発想

DSiには内と外に計2個のカメラが搭載されていたが、
3DSでは外側のカメラが2個(内とあわせて3個)になった。
これは3D写真の撮影を可能にするものだ。
そもそも、3D写真は誰にでも撮れるものだ。
撮影位置をずらして2枚の写真を撮ればいい。
だが、ずらし方が難しく、被写体に動かれても困る。
それなら2個のレンズで撮影ができるカメラを作ればいい。
ほぼ全ての携帯電話にカメラが付いていることからもわかるように、
それ自体の値段はそれほど高くない。2個載せることは可能だ。
だが、多くの人はそれを裸眼立体視できない。
できる人でも、2枚の写真を並べて表示するシステムを必要とする。
そこで、裸眼立体視機能つきの画面を搭載した3DSの登場となる。
技術的には古くから可能だった3D写真が、ここで初めて日の目を見るのだ!