フリーウェアの作者とユーザー

ラーメン大陸の非公式RT機能ロックについての要望とその反応 - Togetter
ユーザの自由、作者の自由 - Togetter
個人的感情から言うと、ユーザー側への同情が先に来る。
自分が使っているソフトの作者に裏切られると、
本当に手足をもがれた感覚になるものだ。
ユーザーがなぜ自分でソフトを作らないかというと、
作る時間や技術ややる気がないからだ。
もっとはっきり言えば、作る技術がないからだ。
作りたくても作れないユーザーに対し、
そのソフトの作者は簡単に機能を削ることができる。
誰が望んでいなくても、大きな上下関係が生じるのは必然だ。
ソフトウェアを無償で使わせてもらっている恩があるとはいえ、
刃物を突きつけられているような関係はきつすぎる。
そんな脅すような態度をとる作者は、まずいないだろうけど、
作者が望まずとも、いつでもユーザーを切れる状態にあること自体が問題。
不当に大きな、神のような力を持つことに対し、
怖れを持たない作者がいたとしたら、それは気になる。
そりゃあ作者は、ソフトの制作や技術の習得にものすごい労力を費やしている。
でもそれは、ユーザーや誰かに強制されたものではなく、
自分がやりたいから、好きだから、やったことだろう。
機能を削ったり公開をやめたり要望を無視する権利はもちろんあるが、
その権利を行使するときに、心を痛めないのが普通、
というのは言いすぎだと思う。