麻雀

打てるようになった

阿知賀編を長期に渡って繰り返し見ていたので、麻雀のおおまかな流れはだんだんわかってきた。すると、ネットで調べようという気が出てくる(全く知識がないと、そういうことすらできない)。
去年の終わり頃には、主要なルールを把握できていたと思う。ただ、役を全く知らない(四暗刻は知っていても平和すらわからない)ので実際にプレイすることはできない状態。王牌とは何か、どこにあるのか、などもわからなかった。
最近になって、咲のアニメ(全国編の2周目や次シリーズ)をより楽しむために、役を覚えて麻雀 Flashをやってみることにした。まず、鳴いたら無効な役を列挙する。次に、鳴いてもいい役の中で実用的なものを挙げる。そういう感じで役を分類していく。そして「麻雀 Flash」にある説明や自分のメモを見ながら実際に打ってみる。
最初の3回くらいは毎回ラス(半荘で)だったが、その後は2位以上も珍しくなくなった。集中力を保ってオリ続けないと負ける。鳴き三色の新子憧を思い浮かべ、どんだけ強いんだと思った。
とりあえずPCで打てるようにはなったが、今はすごく弱い。他家の捨て牌を見るのが苦痛だ。自分の牌以外のことが見えない。「リャンメン待ち」などの待ち用語は(内容の理解のために)覚える必要がある(点数計算はあきらめてる)。多面張のパターンも考えないといけない。咲を見てるとみんな良形で死にたくなる。
咲をより楽しめるようになったのは確か。副露するシーンがあったときに、その意味が今までは全くわかっていなかった。松実玄が立直をかけない理由も、以前から知ってはいたけど、今は実感としてわかる。嶺上開花の難しさも、やってみて初めてわかった。理屈ではわかりそうなことが、経験がないと全くわからないのだ(麻雀に対する気持ちがその程度だった、とも言える)。

麻雀ソフトを作りたくなった

囲碁GUIでさえ面倒で作っていないというのに、麻雀なんてできるわけがない。その前提で理想だけ言うと、GUIと思考部を分離して、違うタイプの思考エンジン同士を戦わせて様子を見たりとかしたい。
向聴数を返す関数を作りたい。これは、プログラムを書くことで(カッチリ考える機会になるので)自分の麻雀の力も上がると思う。
(どうせ弱いだろうけど)モンテカルロも試したい。ただ、将棋なら弱くて変な棋風のソフトでもそれなりの楽しみ方があるが、麻雀で変な弱さがあるのはまずい気がする。麻雀の場合、弱くて負けたのか、運が悪くて負けたのか、わかりにくい。
作る作らないで言うと、作らないと思う(時間も膨大にかかるし)んだけど、自分がもう一段階強くなる(今はルールも怪しいからそれも含めて)方法としてはかなりいいと思っている。作るならCUIか。
基本的には、麻雀やるくらいなら囲碁のほうが、と思っていた。だけど、咲があるから覚えて損はない。また、麻雀に関する話題が(ネット上の)自分の近くにもけっこうあることに気づいた。そういう話を、無意識にスルーしたり読むのに苦労していたのはもったいなかった。そもそも、麻雀自体が面白そうな対象だ。運の要素があるから、将棋にはない難しさがある。