選手権不参加記

4/30、さすがに開発をしないといけないのだが、やる気が出ず、体調を優先して早めに布団に入った。5/1の1日の開発と、その晩の学習に賭けたという感じ。そこから急激に熱が上がってそのまま入院した。

苦しくほとんど眠れなかったこともあり、5/1のことは非常に長く感じられた。頭が回らない中、弟にWCSCと宿泊のキャンセルを頼んで、あと連絡ツイートも頼んだのだが、今見るとそのツイートの時刻が5/1の9:05。まだ朝じゃん。だいぶ日も高かったし、昼ぐらいのイメージだった。

少し落ち着いてから、色々なことを考える。一番に思ったことは、5/6にあるAtCoderのコンテストに出られないということだった。WCSCに参加できないことについては、後からボディブローのように効いてくるんだろうなあと予測はしていたが、そのときはAtCoderのことが大きかった。

1月の終わりにAtCoderをやり始めてから、興味が完全にそちらへ行ってしまい、まあ元々1,2年前からコンピュータ将棋のやる気はなくなってたのだけど、プログラミングに関する最もプライオリティの高いものの座にAtCoderが就き、コンピュータ将棋は完全に追い出されていた。はっきりとコンピュータ将棋よりもやりたいことができたのは、2年半前にコンピュータ将棋開発を始めて以降、初めてのことだった。

選手権が終わったらウェーブレット行列の勉強をしようと楽しみにしていたのだが、なんかもうめちゃくちゃにされた気分だった。

選手権では、海底さんに会いたかった(Twitterで1回リプライを交わしただけだったので)。Mirageさんに会いたかった(shogi686microを使ってくれて嬉しかった)。Squirrelと戦いたかった(負けるのは嫌だけど土俵にすら上がれなかったというのは)。他にも色々な出会いがあったのだろう(想像もできないというね)。

選手権に参加できなかったこと自体はそんなにショックではないのだが(ショックを受けることすらできないと言ったほうが正しいのかもしれないが)、自分の不甲斐なさをぶちぶちと体感することとなりあまりいい気分ではない。体調はすごくいい(筋力はやや落ちている)。

あと、「5/1の開発」という経験と成果物も失われた。これは明日明後日でやろうかなあ。やる気がなかったらやらないけど。