年末恒例、アニメBEST3

「1位のキャラはこれ、2位のキャラはこれ」みたいな形式が時代に合わなくなってきたことを感じている(BEST3の候補が少なく、好きな要素が細かく分かれていたりする)。とはいえ当面(1年とか)この形式をやめるつもりはないし、そういった歪みが表現されることにも意義があると思う。

そもそも記憶力がゴミなので好きなものでも思い出すのに苦労する(あるいは思い出せずに終わる)。今年は、春クールに「川柳少女」しか見てなかったけど他の時期はけっこうたくさん見てた。ぷよぷよもやり続けながら、アニメの時間を侵食するほどではなくなった。アニメとは気楽な付き合いをしている気がする。もう時代に追い越されて久しい。新しいものを観察するのは楽しい。

作品

  1. 私に天使が舞い降りた!
  2. まちカドまぞく
  3. (該当なし)

完全にこの2強。かなり悩んだが、好きな作品や優れた作品はあれど3位に入るような飛び抜けて好きなものは見つからなかった。

説明不要と思うことこそ説明せよ(よりもいの日向に影響を受けた名言(?))。ということで書くか。わたてんは当時すごい回数見てた。最近あったニコ生一挙放送でも見たし。いや説明できないな。まちカドまぞくは「まドまド」って略したくなる。作品名とかの(連続するとは限らない)部分列でないような略称がマイブーム。いやもうまさかの桜井弘明。俺以外にも受ける桜井がまだあったんだね。シャミ子と桃の関係が途中曖昧なまま描き進められるのが好き(わかる人にはミエミエなんだろうけど自分はなかなかわからんので)。「すっぱいミカンにご用心」とかこういうのがサブタイトルに出てくるの最近ないよね。果物の桃の黄色い(白い)部分の色が桃の頭や服に使われてるのかわいくて好き。

サブタイトル

  1. 私に天使が舞い降りた! #8(アバン)
  2. かぐや様は告らせたい #8(かぐや様は呼ばせたい)
  3. えんどろ~! #11(ファイナルデッドエンド~!)

わたてん8話は服を買いに行かされる話だが、その冒頭シーン(OP前)が共感しかない。子供っぽくふくれるみやこも「自分のために生きなさい」と言うお母さんも「ねー」のひなたも。家を出て、ひなたが一緒に来てくれるのは嬉しかったなあ。

かぐやが白銀の妹と会う。そこからの妄想が素晴らしく踏み込んだ描写。自分がその立場だったら間違いなくそう妄想するというものを描いてくれている。藤原さんに対する態度もすごく共感する。

えんどろ11話は「そっちが思い出すんかいw」という伝説のシーンを有する。なんか今回3つとも一部のシーンがよかったという形だよね。形式が合わない。1話全体がよかったという意味ではまあこの中だとえんどろかな。

キャラ

  1. みゃー姉(私に天使が舞い降りた!)
  2. ヤマイ(女子高生の無駄づかい)
  3. 桂木眞己(星合の空)

これは憧れの人だよ(松本目線)。

ヤマイはなんか腕のラインとかがぷにっとしててかわいい。声も見た目もかっこいい。中二病のレベルが高い(学業や人間関係で動揺しても世界観を保っている)(この美のいまりちゃんを思い出す)。いやかっこよくてかわいいの最高か。

眞己はかわいくてハイスペック。女装するのは、かわいいのがわかっているので作り手のあざとさを感じたが。EDで柊真より上にクレジットされてるの長らく気づかなかった。

次点は「川柳少女」のタオ。3位は候補が多くてかなり迷った。

  1. プリパラ OP1-1 Make it!
  2. ソウナンですか? ED
  3. まちカドまぞく OP

Make it! ドキドキするとき無敵でしょ」この韻を踏む気持ちよさ!この部分はアニメも気持ちいい。こんなにいいOPがあったなんて。(2014年のアニメだけど一挙放送で今年知ったので)

「生きる」いい曲。あまり繊細な感じのするアニメではなかったけど、EDによさが凝縮されている。

まちカドまぞくは、OPを初めて聴いたときに「これはただことじゃない」と思った。OPアニメのおわり、左右に花の赤と青が配置されているのがとてもよい。

声優

  1. 河野ひより
  2. 木野日菜
  3. 小原好美

河野ひよりは、同クールのぴりからこちゃん・小野寺和紗・鈴森明日香で声の幅を見せつけられた。高音成分が気持ちいい。なんとデスマ(去年)のポチもそうだった。

木野日菜はわたてんで松本の妹。たまに見る名前だが、かわいい脇役をやってることが多くてかわいい。いつもかわいいので安心感がある。

小原好美、ククリのイメージから藤原書記で一気に広くなった。そしてシャミ子という完璧な着地で今年を終える。