なぜ4原色なのか？ シャープ「AQUOS クアトロン」を読み解く (1/2) - ITmedia NEWS
このページの下のほうにある図。*1
ここで適当な3色を選ぶと、それらを結んだ三角形の内部の色を表現できる。
しかし、丸みを帯びた形を三角形ではカバーしきれない。
そこで4原色。三角形が少しふくらんで、表現力が増した。
「三原色のカメラで撮影した映像を4原色で表示するのはおかしい」と思うかもしれないが、
カメラに関しては、ヒトの目と全く同じ特性のRGBセンサーを用意できれば、
三原色で完璧な映像が得られる。
目の性能と同等のカメラがあれば十分であるというのは当然のこと。
もちろん、これは理想論であって、そんなカメラは現実には存在しない。
仮にその完璧な三原色データが得られたとしても、
それを表示するのに三原色では足りず、当然4原色でも足りないが、明確にマシにはなる。
ここでは原理的なことだけを書いたが、実際の色々な事情は上のリンク先に詳しい。
*1:余談だが、赤紫の単色光は存在しないため、赤と紫を結ぶ直線が現れている
