キルミンずぅ(9/20)最終回

ハッピーエンドと別れ。最終回として、いい構成だ。
リコたちとカノンが別れる寂しさ、そして希望が持てる未来。
視聴者としても、この放送が来週からなくなってしまうことの寂しさばかりを感じた。
キルミンによる変身も、リコたちはこのタイミングで一旦封印する。
ほんといい構成だけど寂しいなあ。スタッフしっかりしてるなあ。
この作品を放送している期間というのは、この1年間しかない。
その短い時間に当たれてよかったし、これから永遠に会えないことを寂しく思う。
前回、ナギサが「パルスさん!」と言っていたのが効いている。
パルスが動物形態でも人間形態でも、ナギサにとってはどちらもパルスさんで関係ないので、
今回は余計な言葉を交わす必要がなく、すっきりと描かれている。
リコとカノン、仲良くなる素地はかなり前からできていたはず。
だから、最終回だという程度のきっかけで、自然にああなれるのだ。
カスミンと冬田さんを思い出すなあ。
この作品は、たぶん「カスミン」みたいな体力はないから、すぐ忘れ去られるだろう。
どんな作品でも忘れられていくものだけど、そのスピードは作品によって違う。
ただただ寂しさを感じさせる最終回だった。