夢の中に盤駒はない

今朝みてた夢の中で、将棋を指す場面があった。
盤の見た目は白い。シャンチーのような線があり、抽象的な感じ。
相手のゴキゲン中飛車に対し、こちらは飛車先を突かずに飛車を別の筋で使う作戦。
しかし、相手はそれを見越してだろう、向かい飛車に振り直してきた。
お互いの飛車が8筋にいる(よく考えると逆なんだけど、夢だから)。
こちらの歩が切れている。相手は飛車先を突いてきた。
△85歩▲同銀のように取り返せるかを読んだ。間に合ってなかった。
うっかりだ。悔しいが▲87歩と打って受けた。
その後、何か△87歩成が入る。投了級だと思った。
そして、「あれ、○○の利きが駒を突き抜けてませんか」とか言った。
相手が違法手を指した可能性があるなら、これで負けとは限らない。
その後は覚えていない。将棋の場面はこの後すぐ終わったと思う。
後から考えてみると、この感覚は目隠し将棋とよく似ていた。
10手20手と進んでいくと、各マスにある駒を、長時間考えないと確定できない。
盤を見れば一目のことがわからず、飛車が駒を飛び越えることもある。
そりゃそうだ。夢の中なんだから、自分の頭の能力を超えることはできない。
そういえば、手を使って駒を動かした記憶もない。