THE IDOLM@STER(12/8)

冒頭、春香が軽快だ。
そして、これが765プロの好調を表すというのが、春香のすごいところ。
みんなのことを考えている春香に、「プレイングマネージャになっちゃえよ」と思ったが、
それはこの前の律子みたいなのを言うのであって、春香は違う気がする。
あえて言えば、メタアイドル。アイドルに勇気を与えるアイドル。
「それは、よくないです」電話口で、はっきりした物言いのPがかっこいい。
それを見た春香は、事務所を出たところで自分に頭コツン。
前回はクリスマスの話で、妙に重苦しい終わり方だった。
その流れが進んでいく。
春香の気持ちが沈んでいるとき、Pが現れる。
いいタイミングだが、わかっているようでもどうしようもない状況。
そして、「今日は転ばなかった」と言った春香が、致命的な転倒を―
黒い背景のEDには、全身に鳥肌が来た。この静かな話は舛成孝二かあ。
EDの最後で春香が泣いていること自体は予想できたのだが、それでも泣いた。
この作品、本当に泣くような状況でキャラを泣かせて、視聴者をも泣かせる。