NHK杯、行方・久保

インタビュー。久保の捌きを真っ向からというのはすごい。
行方と久保は同期で、仲がいいらしい。
どっちも左手で指している。久保が後手で角交換四間。
ゴキゲン中飛車が少しずつ減ってきている。
久保は2つのタイトルを失って「九段」に。振り飛車党にとって大変な時代だ。
藤井の角交換四間とは、また違った趣があってよい。
行方が意表の仕掛け。取られそうなところへ桂を跳ねた。
▲33角の打ち込みが、成立していたのだろうか。
その変化にはならず、先手がちょっとずつ攻めて行く展開に。
久保は、自分の囲いをどんどん薄くしながら対応して、ついに桂得。
普通は、囲いから金銀が離れていっては勝てないとしたものだが、いい勝負。
この二人の組み合わせは、終盤が強くて面白い。