WCSCまであと何日

今日が申し込み締め切りということで、今朝は夢に出てきた。寝ているうちに(自分のソフトも含めて)対局が始まっていたという内容。
不安が大きい。交通手段や、宿泊が必要かどうかを考えるのも億劫だ。そもそも人に会いたくない。いや会いたいけど漠然とした不安がある。こういうのはたいてい杞憂に終わると経験的に知ってはいるのだが、だからといって不安が消えるわけではない。
自分の書いたプログラムがどこまで強くなるかも不安だ。12月くらいから選手権を意識していたが、その頃は「選手権までに自分の棋力は(僅差ではなく)超えるだろう」と思っていた。今でもそう思っているけど、確信というかビジョンがない。
探索で、ある程度理解していたつもりの技術(+その場の思いつき)はほぼ実装してしまったから、あとは知らないことをStockfishのソース等から学ぶしかない。知らないことは不安だ。一方、機械学習に関しては、まだやってないことがたくさんある。しかし、学習はコードを書いてから結果が得られるまでに時間がかかる。失敗がすぐにわからないのが嫌だ。
12月は開発に集中できていた。寝る前におかしな挙動を見つけて、布団の中でバグを見つけるというのが理想のパターンだった。朝起きたときにコンピュータ将棋のことが頭に浮かんでいることも多かった。
今はそこまで集中してない。当時は探索を全然わかってなかったから考えることがあった、というのはあるけど、今でも別にわかってないしねえ。探索の枠組みがしっかりしてきたので、小さな変更は何も考えずにできちゃうんだよな。置換表の仕様が古いので、いっぺん全部壊してみるというのも手かなあ。
おそらく、電王戦が始まってしまったら、もうあまり開発はできない。電王戦の1ヶ月は一瞬で過ぎて、それが終わったら一瞬で5月だ。つまり、あと1ヶ月で形にしないといけない。できると思う。しかし、できない可能性も少しあり、それが足を鈍らせる。
ネガティブ吐き出しで現状把握。