テレビで放送しないのはいいとして、予告がないのは寂しかった。
ED曲にある星空。ここに連れてきた。ひたぎが本当に阿良々木のことを思っていることがわかる。
原作を少し読んだのだが、ネタの物量がすごいし、外し方がうまい。
今回のアニメなら、ほっぺたのゴハンを、捨てるところ。その外し方。
しかし、原作を読んで最も驚いたのは、アニメ「ひたぎクラブ」の完成度。
「アニメを見ていなかったら、こんなに正確に速く読めただろうか」と思った。
原作の描写が、極めて忠実にアニメとして表現されている。
ハルヒのような、脚本だけ原作をなぞる表面的な忠実さではない。*1
自分が原作の細かな表現を解釈する前に、既にアニメで見ていたという感覚だ。
それ以降のアニメでは、そこまでの完成度はないように思うが、アニメとしてはとてもよかった。
「まよいマイマイ」に出てきた公園などは、すごく好きなセンスだった。
