竜王戦七番勝負、第1局は渡辺勝ち

中盤で印象に残ったのは、桂取りに打った△27角。
他にすることがなくて打たされたのか、今清算させれば有利になるという勝ちに行った手なのか、どっちだろうと思っていた。
終盤は、TwitterでつぶやくBonanzaGPSの評価値がめまぐるしく動いた。
プロの終盤というのは、(敗勢の終盤でない限り)明確な勝ちのある手は相手に渡さないから、必然的にどちらが勝つかわからない、難解な終盤戦になる。
中盤までと違い、玉の生命に直結する手が続くため、終盤は一つの数値で評価を出すことに無理があるのかもしれない(一つの数値で指し手を決めることはできても)。
やはり竜王戦は面白い。
次は2週間後。

追記

竜王戦七番勝負第1局。 - 渡辺明ブログ
面白い。自分にはとても理解できない終盤だが、それでも、それについて書かれた文章がこんなに面白い。