ミンキーモモ#2

モモが住むことになった家は、昔の姿を残した公園の中にあるホテル。
そこへ妖精ハンターがやってきて、妖精を探し出し捕まえようとする。
大量の人間が押し寄せたため、人間に見つかると消えてしまう妖精たちは、
モモが用意した列車でマリンナーサへ避難した。
妖精というのは、人間の心と双対関係にあると思う。
人々の心の状態をちょっとひねった視点から見ると妖精になる。
ファンタグラスドラえもんの道具)をかけると見えるんじゃないだろうか。
今回、妖精たちの描写が色々あり、モモとも話をしていたが、それは人間の心を表している。
妖精が人間を嫌いになったとか、会えなくなったというのは、事実として描かれているはずで、
これは妖精が存在するということではなく、人間の心が変化したことと同義なのだ。
モモの協力で公園にいた大量の妖精が海底へ行ってしまったのは衝撃的だった。
そんなに人の心は変わってしまったのか、何という喪失感だと思ったが、
そこで一体だけ妖精が、希望が残っていたのは嬉しかった。