ソ・ラ・ノ・ヲ・ト(1/18)

EDに入ったとき、今回はEDの力がいらない本編だったと思った。
あの力強さで補完する味がないのは若干のマイナスとも言えるが、
紛れもなく本編が力を持っていたということで、個人的には嬉しい。
ただ、本来のクセが薄くなったかもしれず、本来のファンがどう思ったかはわからない。
味噌スープに敷き布団。何でもありな感じが、いかにも日本的だ。
リオは、深刻な病気のときに金目当てでインチキ祈祷するやつを見ていて、
その類の仕事をする人たちに強い嫌悪感を持っているようだ。
カナタの三日熱は、リオ先輩と二人だけになって気が緩んだのだろうか。
クレハとリオの関係だが、最初に「どーせ百合要素を入れただけだろ」と思ってしまったが、
よく考えたら尊敬する同性への憧れ、独占欲というのは普通にある。
ナルトと自来也みたいな感じだ。
一つのサブタイトルで扱うテーマは一つだけだが、その一つを確実に潰してくる。
これは底なしに面白くできる作品だ。これなら自分にも見る価値があるし、見たい。