はやぶさ帰還の感動を味わっているときに、擬人化画像とか見せられたら台無しだよね。
OSたんなんかは好きだけど、あれはOSを使っていての萌える気持ちを表すからいいのであって、こういう、ぞくぞくする感動を表現するのには適さない手法だと思う。
テレビとかでよく動物や虫や植物に声をあてて過剰に擬人化するのがあるけど、
どうしてありのままの動物に対して感動できないんだと思う。
料理でも、無駄に香辛料や化学調味料を入れるのは味がわからないからだろう。
そこまで酷くはないにしても、はやぶさに「ヒトと同じ人格・魂」を与えてしまうのは、
本来の感じ方を濁らせてしまうから、ある程度控えるべき。
イトカワに行ってきたのは人間じゃない、冷たい機械だ。
そして、機械だったからといって感動が薄れるということは全くない。
何かに対する人々の思いを魂と呼ぶなら、はやぶさには魂が宿っている。
人間が持つそれとは異なるが、比べて劣るようなものではない。
