みつどもえ#1(7/17)

例えば、ひとはがハムスターを見たときの「むふー」。
原作ではハムスターの魅力に、ふたばに顔を見せる余裕がない。
みつばの「グシャってしたい」も、アニメのほうには理性が残っている。
キャラのパターンが既存の萌えキャラでしかなく、本物の女子のえげつなさが感じられない。
アニメは、漫画と違って複数のセリフを同時に出すことができない。
コマ間を読者に補間してもらうこともできず、全部具体的な絵にする必要がある。
久しぶりに、メディアの違いに起因する苦労を見た。
あと今回「ザケル」を言わなかったということは、パワパフとかも出ないんだろうなあ。
OPを見て、スカートが短すぎると思ったが、よく見れば短さは原作も一緒。
そう感じてしまった理由は、キャラデザだろう。
アニメはいかにも男の絵。原作の泥臭さがない。
みつばの声は高垣彩陽。「バシン」のスイレンだ。高飛車な態度が似ている。
他、女キャラはみんな同じ声に聞こえるが、知ってる声優が多いのですぐ慣れるだろう。
原画に川本まりこ。
今後作画クオリティが落ちたときに、荒れ方で楽しめる作品じゃないかと期待している。
ハムスターを「ねっとり」触るのはどうかと思ったが、
よく考えたら千葉氏。元々そういう人だったね。
チクビについて書いた感想を、作品を知らない人が読むと面白いかも。