けっこう地味な空気。途中までは、「ポケモンの最終回のが感動したけどな！」とか思ってた。
実際のところ、ポケモンとけいおんでは「クオンティティ」が64倍くらい違うから、
比較自体にちょっと無理があるけど。
でも最後にはきっちりやってくるんだよなあ。
階段のところで、さわ子先生がいて、そこに和ちゃんが来て。
この2人に対して、いいなあ（羨ましいなあ）と思った。
梓のための空間だから入れないんだけど、それは「入りたいけど」じゃない。
ただ、部室の外の何か曲が流れてる空間にいられて嬉しい、ただそれだけ。
タイミングを見て部室に入っていく先生と和だが、
「あずにゃんも」で軽音部の演奏が、本物の軽音部の演奏が始まる。
そこにいる7人全員が最高に嬉しい。
卒業式、もの悲しい空気、まだ部室が使えるのかよ、と思っていたけど、
その最終回を、ここまでのハッピーエンドで構成していたとは思いもよらなかった。
女の子すぎて感情移入できないところや、恥ずかしいところなど、
かつての絶好調じゃないときの「けいおん」が思い出されて、
そこが、途中までのパッとしない最終回というイメージにつながっていたと思う。
卒業しちゃうんだもんな。今回はOPもあんまり食い入るようには見らんなかった。
もう作品とピッタリ一致するOPになってるので、引っかかるところがない。
ところでOPと言えば、自分の視点はいつも同じ場所にあるみたいだ。
OP開始2秒で律と唯のアップが出てくるところ、いつも唯の動きに釘付けで、
あのでっかく出てる律に対して、周辺視野で見た記憶しかない。
ていうかそこのバックで流れてる音って唯の動きを表しているとしか思えないよね。
放送が終わったら、1回コマ送りで見てみるかな。
まだ見てないコマや絵があるかもしれない。
