NHK杯、村山糸谷戦

糸谷が後手で一手損角換わり。
序盤はお互いに指し手が速い。あっという間に銀交換になった。
この辺までは何回か見たことのある流れ。
ここで糸谷は、銀を出て△33桂としてから△36歩。
村山の指し手は遅くなるが、糸谷はノータイム。
終盤になると、糸谷も少考を重ねていく。
やはり終盤は一つの変化の詰む/詰まないが勝ち負けに直結するので、
そういう読みには時間をかける必要があるのだろうか。
決まりそうで決まらない展開が続き、
最後は△32歩の中合いを村山が見落とし、糸谷が△69銀と踏み込んで決まった。
この二人は、天才っぽい雰囲気があって、何かいい。
飯島六段の解説は、とても丁寧でわかりやすく、面白かった。