羽生善治の文化講演会に行った

http://www.city.tsuchiura.lg.jp/news.php?code=1383
「決断力を磨く」というテーマで、将棋の話ではないのだけど、
せっかく近場に羽生が来るということで。
13:30開演で、13:05頃到着。すると、駐車場は既に一杯で、席もほぼ埋まっていた。
どんな人が聞きにくるのかイメージできずにいたが、
これほど人が集まるというのは予想外で驚いた(会場は市民会館で1000席程度)。
やはり羽生の知名度は異常。棋士の中では特別なんだろうなあ。
見渡すと、50代以上の女性が多い。同時に別の集まりもあったようだ。
まず市長が出てきて挨拶し、続いて羽生が登場。生で棋士を見るのは初めて。
午前中、NHK杯で見事な勝利を収めていたが、会場はそういう雰囲気じゃない。
テレビでいつも見てる通りの頭の下げ方をして、講演が始まった。
少し離れて女の人が立っていて、手話で内容を伝えている。
新書の「決断力」は読んだことがあるが、そういう感じの話。
感想戦棋譜を覚えているのは、歌のようなものだから誰でもできる、
だから幼稚園児同士の棋譜を覚えておくのは大変だったとか。
それにしても、羽生は普段こんなことまでやってるのか。
似た内容で何か見ながらしゃべるにしても、相応の時間は費やしているはず。
90分間よどみなくしゃべり続けていて、すごいと思った。
羽生が講演とかしてるのは、ずっと前から知ってはいたけど、
対局数やイベントの仕事が非常に多い中でトップを走り続けているわけで、
改めて考えてみると、どういう仕組みで動いているのかよくわからない。