NHK杯、羽生・佐藤

後手の佐藤康光ゴキゲン中飛車
それに対して羽生は、流行りの急戦ではなく穴熊を選択。
穴熊から、羽生は歩越しに▲46飛、佐藤は△25桂と歩を食べた。
羽生は穴熊の歩をぶつけて▲26歩を狙っているのかと思ったら、
端がけっこう手になって、佐藤玉は裸にされてしまった。
羽生玉も飛角ににらまれて狭いので、後手はここがチャンスだが、
▲96金の移動合で一気に先手玉の逃げ道が開けてきた。
その後も佐藤は読みの入った手を続けているように見えたが、最後は足りなかった。