王座戦第3局

渡辺が勝った。凄まじい終盤力。終盤力が、中盤には既に発揮されているという感じ。
1日制のタイトル戦で羽生に3タテ食らわすとはすごい。
もっとも、番勝負が接戦になれば、羽生は無類の強さを発揮するとも思っていた。
棋譜コメントの5手目を読んでなかったため、阿部四段がどちらだかわからなかった。
まあ、たぶん健治郎のほうだろうとは思っていたけど。
横歩取り。△84飛型。最新型だろうか。わりと早く戦いが始まった。
それにしても、玉が薄いときの渡辺の将棋は本当に面白い。
最後、劣勢の羽生は△55歩。即詰みのある順(負けがはっきりしている)を選んだ。
「長い詰みより短い必死」のような理念を感じる。
http://homepage3.nifty.com/kishi/ranking2.html
レーティングの3強(羽生、渡辺、久保)が二冠、4番手の丸山が竜王挑戦だよ。
渡辺は、好機に王座を奪取したものの、
だからこそ、今までの竜王戦の中でも最も負けて失うものが大きい戦いになりそうだ。
http://twilog.org/yon_ichiro/date-110927
ほか、俺の言いたいことはだいたい@yon_ichiroさんがつぶやいてくれた。