名人戦第6局

森内の角換わり後手。第2局と同じ形。
第2局では△27金と打つ手を見せたが、不発。今回は、△46金〜△36金!
金が相手玉から遠ざかるし、相手の飛角は通ってくるし、何じゃこりゃだが、
△46桂と打つスペースを作っている。
▲23歩△同玉▲21飛成はあるが、△22金とはじいて△58桂成が残る。
ここからは速度計算の世界。Bonanzaがこれほど役に立たない将棋も珍しい。
△75歩が入り、絶妙の▲63と。
改めて棋譜を再生してみると、意外なほど短い。
しかし、解説で聞いた膨大な変化がこの中にある。こわ。
森内が後手番で勝ち、4勝2敗で名人を防衛。