NHK杯、高橋・鈴木

鈴木が後手で、角交換四間の出だし。普通なら△88角成とするところ、鈴木は△14歩。高橋はしばらく考えて▲16歩と受けた。これは後手が少し得した感じだ。突き合いが嫌なら後手はそもそも△14歩としないので。
端が入ったので、鈴木は△66歩と止めた。通常の四間飛車になりそうだ。今回の解説は、まさに今日の将棋にピッタリの藤井九段。感想戦で藤井は、自分はここで端を突かないと言っていた。
高橋は左美濃を選択。▲66銀としない形にした。それにしても、藤井が絶滅させた左美濃が、藤井の切り拓いた角交換四間によって再び現れるようになるとは。以前の渡辺・羽生戦でも左美濃になったよね。

この戦形ね、私実は専門家なんですよ。一番詳しいと言ってもいい。

やばい。