うっかりして(肉体的に)酷い目に遭った話

イヤホンをしながら、Windowsの音量を変えるプログラムを作っていた。音量ゼロのつもりで間違って0db(最大音量)にしてしまった。
気づくと、例えば大地震の最中のような、身の危険というか危機感というか、そういうものの中にいた。画面には最大音量を表す「100」の数字があった。しばらくして、イヤホンを振り払った。この間、1秒か2秒くらいだったと思う。
外したイヤホンから音楽が流れてくる。大きい音だ。心臓のドックンドックンが大きい。たまにドキドキすることはあるけど、ここまで大きいのは最近にない。自分がどういう世界に行って、どういう世界に帰ってきたのか、まだ客観視できない。ふわふわした感じ。耳が聞こえることを確認したり、心臓のドキドキが収まってくるのをながめたり。
だいたい落ち着いたところでブログを書き始め、今はイヤホンへのわずかな恐怖が残る程度。最初にGetMasterVolumeLevelScalarを試したのもあって、デシベルなのをうっかりした。0より小さかったら0にするって定型文だもんね。結果的にどんな音量からも最大音量へ遷移するコードを書いていた。