世界征服〜謀略のズヴィズダー〜

明日汰が駒鳥さんと2人で逃げてたときは「いい空気だなあ」と思っていたけど、明日汰がケイトに頭を殴られていたときは「俺も殴られたい…」と思った。
序盤のワクワク感、中盤の中だるみ、終盤の爆発力、という流れ。終盤にキャラがくっきりしてきて、将棋で言うと「全ての駒がきれいにさばけて勝った」という感じ。
第12話を見ているときは、これが最終回だと知っていたので、「あと30分未満で終わってしまうのか」と思っていた。もっとこのアニメを見ていたいという感情がずっとあった。
続きが知りたいとかじゃない。明日汰が最後に合流したときみたいな気持ち。一緒にいたい。
設定がわかりにくい面はあったが、最後はかなり丁寧に回収されていた。数話前にウドの自動販売機が回収されて、それをホワイトロビンが持ってきて助けるところ、よかった。
このキャラ配置は、思いついても作れるものなのかなあと思う。終わってみればそのくらいすごい。そんな中でも星宮ケイトの力は抜群で、また最後明日汰になついていたのが反則級で。