とある科学の超電磁砲(11/28)

全体に流れる暗さ。日差しは明るくとも静かで沈んだ空気。
演出は、なんとあの山鬱(山内重保)だ!
先週から、佐天さんが主人公であるかのような場面が見られる。
そもそも声が「しゅごキャラ」のあむと同じというのが反則もの。
能力のないあたし。なりたい自分になるためのレベルアッパー。
しゅごキャラ」のような長い大きな作品ではどうしても実現できない、
こういう踏み込んだ切実な「なりたい自分」を、同じ声で見られてよかった。
黒子が勝って、佐天さんも帰る。学校の友達と会って、レベルアッパーの話が出る。
そこで、「あたし、それ、持ってるんだけど」。
何だよこの絶望感。最後の提供バックでSDういはるを出せばごまかせるとでも思ってるのか。
作画もよかった。
波はあるが、平均レベルの高さでは他を寄せ付けない作品。
そんな中でも特にいい方の作画だった。