夢色パティシエール(11/29)

まだ切ってなかった。
キャラデザが好みじゃない上に作画もよくないことが多いのだが、
内容がしっかりしているので見ないわけにいかない。
バニラのぶちゃっとしたかわいさ、ほっぺの質感がいいというのもあるけど。
これまでのいちごは、お菓子作りを何も知らず、ハイレベルな学校で苦労していた。
Aグループの樫野たちは、いちごの才能(やる気とセンス)を感じ取り、
そのいちごが知識と技術がないというだけの理由で成長を阻害されてはもったいないと、
この学校という環境を生かして勉強できるように協力を惜しまなかった。
しかし今回、いちごはプリン対決でお嬢に一発入れるほどの力を見せた。
最大の弱点であったお菓子を作る技術が、校内で通用するレベルになりつつあるのだ。
この点で苦しい思いをし、悩み続けてきたいちごにとって、こんな嬉しいことはない。
しかし、周りから見ればここで最も恐ろしいのは心に油断が生まれることだ。
よって、いちごは自分と周りの気持ちのギャップに戸惑うこととなる。
まだ夕陽が差しているのだが、ひたすら暗い影の中で描かれるという演出が象徴的。
次回もこの続きの話で面白くなりそうだ。
いちごの家族がまた出てくるというだけでも見る価値がある。