はなまる幼稚園(1/10)

いやいやいやいや。すごくいい。予想通りに化けて、そして驚いた。
「アニメで化ける可能性はかなり高いと思っている」などと書いてあったものの、
そもそも何で根拠なく化けるなんて思ったのか自分でもわからなくなっていた。
まあ、普通の人間とはいえぽてまよ体型だから、絵で楽しめるとは思っていたが、
その「絵」だけでここまで突き抜けるとは。
蛇口の間隔や園児の配置などに若干の違和感はあったが、大した問題ではない。
杏を中心として、とにかく作画が完璧で、きれいなデザインが100%生きている。
ARIAアリシアさんみたいな園長で、幼稚園全体の空気も安定している。
青い髪と黄色い服の先生などもいいデザインだ。
キャラデザの大塚舞は、まほろまてぃっくでよく見かけた名前。
とらドラでも、面白かった回の作画監督として覚えている。
たとえ今回1回だけでも、このクオリティを保てたというのは素晴らしく、意味がある。
EDのひねり方も、安心しきって見ていた。
第1話やOP/EDのような場所なら、このスタッフは絶対にいいものを作ってくる。
そういう信頼感を本編で得ているのだ。
全体として、非常にきれいにデザインされている。
そして、それが作画でしっかりと下支えされている。
予想できなかった「120%期待通り」で、
「ほらみろ(言った通り面白かったろ?)」と過去の自分に言われた。
あれ、杏の真堂圭って、「こじか」の2番目、鏡黒の声か。
原作をちょっと見たとき、こじかに似てて、それで好きじゃないと思ったのだが。
しっかり作ったアニメの表現力というのは凄まじいものがあるな。