ついに1秒Blunderへ一発入れた

PentiumMの1.1GHz、20091023版のBlunder。
1秒なら弱い面が自分にも見えるのだが、今までは勝てなかった。
自分自身、ある程度強くなってからはBonanza1.2で「良い形」を学んでいた面があり、*1
ボナンザメソッド系のソフトに指された手はどうしても信頼してしまう。
しかし、相手が隙を見せた手までも信頼していては勝てるわけがない。
敵は序中盤がかなり強くなっているので、ゴチャゴチャした藤井システムでは勝てない。
そこで、▲39玉型の四間飛車で待っていると、やはり穴熊を目指してきた。
角道を開けずに▲45歩と突っ掛け(取れば▲同桂で両取り)、
相手が▲45歩を取れない状態に決めてから2手かけて銀を繰り出す。
そこから藤井システム風の流れになり、こちらは▲59玉まで戻って安全、
攻めては角筋が最後まで生き続け、右の桂香も捌けてと、夢のような展開だった。
勝てないのでBlunderとは疎遠になっていたが、これでまた楽しめそうだ。
それにしても、気持ちが萎縮しているときの将棋の勝てなさは異常。

*1:プロの棋譜に現れないような局面に弱いというところまで似てしまった気がする