Bonanzaの思想(詰将棋)

長い即詰みと短い必死がある(勝ち側の玉に王手がない)局面で気づいた。
GPSやBlunderは搭載された詰将棋ルーチンで長い即詰みを選んだが、
Bonanza Felizは短い必死(おそらく最短手数で勝つ筋)を選んだ。
これだけなら予想された挙動で何も思わなかったろうが、
以前のBonanzaにも同じ局面を読ませてみると、即詰みの順を選んだのだ。
Bonanzaの3.0と4.1.3では即詰み、1.2と2.1では最短ではない非王手だった。
Bonanza詰将棋を積めばもっと強くなるのになあ」と多くの人が思っているはず。
実際、今回の選手権でもFelizは即詰みを食らって負けている。
それは作者の思想なのだろうと思っていたが、
4.1.3よりも詰将棋から離れた挙動を示すFelizを見て、改めて強い信念を感じた。
#局面もソースも読まずに書いてるので、何かの勘違いかも
(追記)
上で話題にした局面とは異なるが、
長い即詰みと短い必死の例。1手必死、9手詰め。
98の飛を89に移動させると、Felizも即詰みを選ぶ
(必死をかけると王手ラッシュで手数が延びる)。