NHK杯、松尾・中尾

中尾はじっくりタイプであるらしい。
松尾の初手は▲26歩。△84歩では相掛かりにされてしまうので△34歩。
次は普通に▲76歩。ここで△32金から一手損角換わりへ。
なるほどじっくり指したいタイプなのだな。
一手損にしては、金銀が厚く△62飛から攻めも見せて、後手もやれそうな形。
でも、ここから中盤を見ていくと、やっぱり後手がもろい。うすい。バラバラ。
何なんだ一体。この一手損角換わり後手の弱さは。
後手からの攻めが続くが、先手は堅いし、飛車の横利きあるし、上部が厚いし。
やはり1.5手(普通の後手の3倍)遅れてるからオワコンなのか。