全国編は面白いよ

全国編の2周目を8話まで見た。2周目なので内容がよくわかって面白い。ていうか短期間で8話まで見させたという時点で相当なものだ。
1期と比べて、全国編は難しい。アニメらしい噛み砕いた説明がなく、咲慣れしていないときつい。間延びしないメリットは大きいと感じるが、それも内容がわからなければ意味がない。
自分が全国編を見たときは、体調が悪かったり睡眠不足だったりで全く頭が回っていなかった。なので、中身のない萌えアニメ(悪い意味ではない)を楽しむにはよかったが、この全国編はそれほど楽しめなかった(大将戦は超楽しんだけど)。
あと、麻雀のルールやゲーム性も(今も全然だけどそれよりも)わかっていなかった。「アニメを見て、たまにググる」以上のことを始めたのが、全国編を見終わった後だからね。ちゃちゃのんのシーンなんか全然違って見える。
8話までで印象に残ったのは、タコスと和が最高に噛み合った友達だということと、宮守の強さ。初見ではストーリーの断片がバラバラに見えていたが、実際はよく結びついている(細いので1周目では追えなかった)。まあ、合同合宿周辺の時系列を把握できてなかったのが痛すぎた。
県予選は6月、合同合宿は7月、全国大会は8月。このうち合同合宿は、1期の最後と全国編2話3話に出てくる。全国編では回想として出てくるのだが、抽選の前日にも池田が風呂に入ってたりするので混乱した。
阿知賀編4話でも池田タコスが風呂で会っている。これはインターハイ1日目で、抽選前日から見ると2日後。2日前に「敬語使え」と言ったのにまた呼び捨てだったので、「だから敬語使えって」と言ったのだ。後から始まった全国編が、時系列では阿知賀編より少し遅れて進んでいくわけで、やはり難易度が高い(それが悪いと言っているわけではない)。
尺が足りなかったのだろうか。迷子の咲と阿知賀が出くわすシーンでも、声に間を持たせる時間がなかったように見える。とはいえ、2周目を考慮すればそれが悪く働いているとも思えない。この辺、実際どうだったかはわかりようもないけどねぇ。
涙率は、1期よりは低いかな。1話に1回、目が熱くなる程度で、ティッシュの消費量は少ない。全国編は密度があるけど、大きい一発を持っていないという感じはする(いや、咲さんがまだ出てないことを考えるとそうでもないのか?)。