初めて。最近の月食は、何回も何回も曇りで見られなかった。
今回も、部分食が始まる前に雲が出てきてしまったが、
皆既食の少し前にはきれいに晴れてくれた。
曇りで、欠け始めを見ることができなかった。これは欠け終わりで補完した。
食分が小さくても楽しめるというのは発見だった。
半影食の始まり
しばらく変化は見られない。薄い雲の流れが見える。
部分食の始まり
曇って見えなくなってしまった。双眼鏡で、月の丸い輪郭はかろうじてわかる。
部分食(食分0.7くらい)
晴れた!星も月もはっきり見えて、とてつもなくきれいな空。
黄色っぽい、灰色っぽい、透明感のある色がきれいだった。
皆既食の始まり
もう、外は真っ暗である。満月で晴れているのに。端っこは、まだ白い。
月に住む人にとっては皆既日食だが、地球に空気があるため少しだけ明るい。
皆既食の最大
ぼんやり黄色く光る月。双眼鏡で見ると、赤銅色の部分がよく見える。
冬の満月だから高いのはわかっていたが、本当に高い位置だ。感覚的には真上。
部分食(食分0.4くらい)
月の光っている部分も、端っこは明るく、真ん中へんは少し暗い。
いつの間にか月が南のほうへ移動している(高いので方位がわかりづらい)。
また外が明るくなってきた。
部分食の終わり
部分食が終わった直後でも、肉眼ではっきりわかるほど片側が暗い。
その反対の端では、これでもかと白く輝いていて、
これが本来の月の明るさだと言っているようだった(厳密にはちょっとだけ暗いが)。
眠くて寒いので、ここまで。月が高いので、双眼鏡を使うだけで相当疲れた。
赤銅色が見え始める頃の、黄色い部分食が好きだ。