コンピュータ将棋と女流棋士の対戦が決まる

プレスリリース
挑戦状に関するFAQ
やはり女流なのか。
女流棋士はアマトップよりも対プロ棋士の勝率が低い。
アマトップとコンピュータの対戦は既に何度も実現している。
人間側が対コンピュータ用の戦い方をせず、まともにぶつかってくれるなら、
既にコンピュータ将棋、それも最新PCを使ったものは、アマトップと勝負になると思う。
対戦相手に決まったのは清水女流二冠。
実績も今の実力も間違いなくトップレベルで、女流の中ではいい人選だと思う。
実際に対戦するのは今年の秋になる。待ち遠しい。
さっぱりわからないのは、人間がなりふり構わず勝ちに行ったときに、
どのくらい違うものなのかということ。
自分でも、私に勝率5割のコンピュータ将棋というのは、かなり弱く感じる。
トッププロより強いものは存在しなかったため、それが将棋の神様に近いのか、
まるっきり遠いのかというのもわからない。
おそらく一番勝負だろうから、実際には弱い側が勝ってしまう可能性も相当高く、
そうならないことを祈る。
今後について、「半年から1年ごとに」実施できる可能性ができたのは嬉しい。
「名人に伍する力あり」とはずいぶん強気。
この演出は面白い。対戦のときにも頑張ってください。
それが、今年なのか、それとも10年後なのかはわからないが、
一度コンピュータが勝ち始めたら、人間が離されずに付いていくことはできない、
そういうものだと思う。
日本将棋連盟はそういう認識を持っているだろうか。
自分が将棋を始めたときには、既にBonanza v2.1が存在していた。
その頃と比べても、コンピュータはうんと強くなっている。