例えば動画のコーデック。
新しい方式が考えられたり、地道な高速化によって、
より短時間で高圧縮高画質を実現できるようになっていく。
もちろんPCは高性能なものが安く買えるようになっていくから、
悪いところがない。
コンピュータ将棋もそう。
ハードウェアの高速化で勝手に強くなっていくというが、
ソフト面でも（ソース紛失でもしない限り）弱くなることはない。
ソフトもハードも能力が単調増加というのは、いい。
OSは新しいバージョンが出るたびに重くなっているが、
それ以上に高機能になり、洗練されてきている。
それに、悪評のVistaだって、Windows98時代のPCと比べれば体感速度で勝っている。
これだけ都合よく改善され続ける世界というのは何なんだろう。
自分が生きているうちに、この成長が止まってほしくはないのだが、
でもハードの成長が止まった後のソフトの挙動も、ちょっと見てみたい。
