「ポインタの精度を高める」はダテじゃない

いま使っているマウスは、ポンコツながらdpi値だけは高めで、細かい動きを捉えてくれる。
少し前に、マウスを長距離動かすことが無駄な動きだと思い始めたので、
1cm程度の動きで画面全体に移動可能な速度に設定してある。
また、「ポインタの精度を高める」をオンにしておくと、
マウスの位置とポインタの位置の関係が線形じゃなくなってキモいので、
オフにして、少し時間をかけてその操作感に慣れた。

ところが、さすがにセンサーの解像度を過信していた。
今の設定では、例えばペイントを起動してステータスバーに表示される座標を見ると、
その値が常に偶数になっているのだ。
つまり、理想を言えば倍の解像度のマウスが欲しいという状況だった。

「常に偶数」のような状況になったのは偶然で、マウスの速度設定が、
もう少し速いか遅いか、どちらかに振れていたら、こうはならなかった。
そして、「常に偶数」だったために、そのことに気づけず、プログラミングではまった。

「ポインタの精度を高める」を使わずに1ドット単位の操作をするのは、
解像度のうんと高いレーザーマウスでないと無理なのだ。
いや、マウスの速度設定を遅くすればいいんだけどさ。
マウスを5cm動かすとかってものすごく時間がかかるよね。