PCで色を扱うときに忘れてはならないのは、ガンマ値。
rgb(80, 0, 0);の倍の明るさの赤色は、rgb(160, 0, 0);ではないのだ。
ていうか忘れていた。なのでとりあえず自分の使っている液晶を調べてみた。
おれディスクロージャー - 簡易ガンマ値チェッカ
ところが、上のサイトの画像で、どの市松模様もはっきり見えてしまう。
灰色の明るさが同じになっても、色合いが少し違うので境界が見えてしまうのだ。
これは、色によってガンマ値が異なるディスプレイだということを意味する。
白色と灰色が違う色になるディスプレイを使うのは嫌なので、更に調べる。
RGBガンマ値チェッカー(Firefox推奨)
というわけで、各色毎にガンマ値を調べるスクリプトを書いた。
この図はガンマ値1.99のときに、真ん中の各四角形がよく見えなくなる。
この画像を使って、ガンマ値がどの色も同じになるようにコントロールパネルから調整。
が、そもそもこの液晶は、そんなにきれいな挙動をしないらしい。
とりあえずガンマ値を調整すれば、青みがかった灰色は修正できた。
上の画像が4つともガンマ値1.99で決まるようにはできたのだが、
スクリプトを少しいじって半分の明るさで試してみると、なんと暗い灰色が赤い。
まあ、しょうがないよね。普通のPC用液晶で古いし。
ていうか緑とか単色でも暗くしただけで少し色相が変わってないか。
日本中こんな液晶だったら、画像を作る側の人たちは大変だろうな。
(追記)アナログRGBで液晶テレビにつないで試してみたら、ガンマ値は1.0だった。