痛みと苦しみの関係がよくわからない

例えば「男は出産の痛みに耐えられない」と言った場合、これはどういう意味なのか。
同じ刺激に対して、鈍感な人はあまり痛みを感じない、といった話なら簡単だが、
同じ痛みに対して、精神力のある人は耐えられるとか、
同じ痛みに対して、それを苦しいと感じない人もいるとか、
そういう話になってくると、よくわからない。
精神力と鈍感に本質的な違いがあるのかね。
そもそも、痛くて苦しいときに、なぜ「苦しむ」必要があるのだろう。
「もうこんな思いはしたくない」と心に刻む必要はあるはずだから、
それを実現するためには「痛み」を感じるだけでなく「苦しむ」必要もある、
ということだろうか。
普段感じている小さな「楽しい」「ムカつく」などを含む自然な拡張として、
痛みを感じないような行動をする動機付けを定義すると、
やはり「苦しい」になるんだろうなあ。